2023年6月8日 (木) 15:07
グレーゾーンを愛する。
皆さんごきげんよう、華です。 先日のブログではいいねを沢山いただきまして誠にありがとうございました。 また、こっそりチャットやメールでブログの感想を聞かせてくださる隠れ読者さん(?)にもとても感謝しております。皆さん、ブログの内容に関することを熱く語ってくださって、そこまで真剣に捉えてくださったんだと、私も嬉しいです。 ライブチャットからはおそらく一生消えないであろう「ノンアダルトサイトでエッチなチャットをする、しない」「実際に会う、会わない」問題。 これを白黒付けてしまうと色々な問題があります。 白にしてしまえば「エッチなハプニングが全くありません」「実際に会えることは全くありません」・・・素人女性相手に、これらを全く期待しない男性は果たしていらっしゃるのでしょうか?性欲などなくとも、近くに立ち寄ったらお茶でも、くらいの気持ちは湧くのではないでしょうか? 黒にしてしまえば「アダルトサイトになってしまう」「出会い系サイト・マッチングアプリになってしまう」・・・もはや、コンセプトが全く違うサイトになってしまいますね。 いわば、「そういうこともあるかもしれないよね」っていうグレーゾーンがあるから成り立っている部分があると私は思っております。 例えば、宝くじなんてほとんど当たりません。お情けの300円以外はあまりお目に掛かれません。3億円なんかは確率でいうと、ほぼほぼ当たらないと思っていた方が良い確率なんです。 ですが、買わなきゃ3億円は当たらなんです。買っても当たらない、けれども、買わなきゃ当たらない。これも、「もしかすると運が向いてきて当たっちゃうこともあるかもしれないよね」というグレーゾーンがあるから成り立っているわけです。でなければ、誰も紙切れにお金を払いたいと思いませんよね。 以前、暇な時にYouTubeを見ていたら、斎藤一人さんという方がうろ覚えですが「正しい道は常に真ん中にある」というようなことをおっしゃっていました。 「全く努力しないのは絶対ダメだけど、努力しすぎるのもダメ」 「全く間違っているのもダメだけど、正しすぎるのもダメ」 斎藤一人さんは、サプリメントや化粧品を扱う会社「まるかん」の創業者さんでいらっしゃいます。 「医学的根拠が全くないのもダメだけど、あり過ぎるのもダメ」 というようなことをおっしゃっていたような気がします。 それで成功なさっているので、説得力があります。 私は若い頃は、何が何でも白黒つけたい人でした。グレーという概念は存在していません。 「友達以上恋人未満はダメ」 「ちょっと疎遠になったから縁を切らなきゃダメ」 「あの人はあちらのグループだから、こちらのグループは仲良くしたらダメ」 「100%の力で臨んだことがうまくいかなかったら早々に止める」 白黒つけて黒と判断したものを容赦なく切り捨てる。 なぜ?黒のくせに図々しいんだよ。 黒は私から時間や感情を搾取しているくせに・・・なんて、文章にすると恐ろしいですね(笑) はっきりしない人や事柄に対して、もやもやする時間があり(考えなければいいだけの話ですが、当時は若かったわけですね)過剰にイラついて攻撃的になっていたわけですよ。 そして、勢いに任せて切り捨てて、謎の喪失感に苛まれる。いや、自分から切り捨てたでしょ?と今なら言えますが。 ですが、今はグレーゾーンを広げ、肯定する方が生きやすいのではないかと思っております。 「自分を含めた人間の心の揺らぎ」を尊重したいという清い気持ちと、「グレーということにしておいた方が自分にとって都合がよくなるかもしれない」という狡猾な打算。 場合によっては両方が混ざり合いせめぎ合い葛藤し、感情的なのか打算的なのか分からなくなることもあるでしょう。 それも含めてその状況を味わい、楽しみ、それらの出来事が自分の価値観や立ち位置を決める材料になることを信じて。