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枢木レイさんのブログ

2025年3月14日 (金) 0:54

みんな違ってみんないい

アスリートは、4月生まれが多く、3月生まれが少ない。 全国大会に出場した早生まれの割合は、 わずか6.4%。 かく言う私も、3月生まれだ。 しかも、身長が低い。 ただでさえ、3月生まれで、1年遅れているのに、 身長も低ければ、体格差で負けても仕方がない。 ゆえに、音楽を始めるまでは、コンプレックスの塊だった。 小学校ってさ、足の速い奴がもてはやされるでしょ? 短距離走なんて、クラス最弱どころか、 学年最弱レベルだったから、リレーで私と同じ班になったやつは、みんな文句を言ってた。 だから、小学校は、6回中、3回も運動会をサボったんだよね笑 しかし、早生まれには、芸術家が多いらしく、 芥川賞の審査員の9割は早生まれで、 直木賞でも過半数が早生まれだ。 実際に、私もスポーツに関しては、向いてないと思ったから、芸術に逃げたけど、 芸術には高い適性があったらしい。 独学で、ピアノが弾けるようになったり、 アンサンブルコンテストで、神戸市代表に選ばれたり、 読書感想文コンクール入賞の常連だったり。 芸術って、コンプレックスがある人の方が、才能を発揮する気がする。 明治時代の文豪とか、自殺未遂を繰り返してるようなメンヘラが多いしね笑 何事も適材適所だ。 向いてないことを無理に克服するよりも、 向いていることを伸ばして、 それを認めてくれる世界に行けばいい。 金子みすずも言ってるじゃん。 みんな違ってみんないいってさ。 世間的には、クズだと言われている人間も、 今いる場所が自分に向いていないだけで、 違う世界に行けば、才能を発揮するかもしれない。 そう思ったら、ほんの少しだけ、人に優しくなれる気がする。