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か なさんのブログ

2023年9月21日 (木) 1:30

皆さんはどっちが好きですか?

1,歌詞が分かりやすい、親しみやすい音楽 2,初見ではわからないけど、知れば知るほど深みと感動を味わえる音楽 結論から言うと、良い悪いの問題じゃないです! どっちにも良いところと、弱点があるので(;^_^A まず1から [メリット] ・初心者が取っつきやすくイメージしやすい、音楽ビジネスとして成立しやすい ・新規顧客を獲得しやすい [デメリット] ・初心者に合わせすぎると、途端にクオリティが下がる ・無理難題を要求されるので、最悪喉壊す ・聴衆を教育するのが困難 ・飽きられるのが早いので、常に新しい楽曲を作って新規顧客を獲得し続ける必要がある これはエッチなビジネスと似てません?? そういうコンテンツって誰でもわかるし、親しみやすいし、イメージしやすいからとっつきやすいんだけど、ワンパターンだから飽きられるのも早い。 量産型前提で、短期決戦という考え方なら、これはこれでいいと思ってます。 さて、私がやってる2ですが・・・。 ・初心者にはハードルが高いと思われがち、特にオペラは長いし何しゃべってるか分からん ・重苦しく、重厚感がある ・堅苦しいイメージがある これだけ見ると、良いところが全くないですが・・・。 ・言葉は分かんなくても、歌い方やボディランゲージ、演奏者の表情で感情は伝わる! ・聴衆の反応を見て、コミュニケーションが取れる ・テレビのcmや学校行事(入学式、運動会、卒業式)、結婚式に映画やユーチューバー、フィギュアスケート選手がBGMとして使ってるので、知ってる曲は絶対ある! ・当時の作曲家や時代背景を知るとよりいい演奏が出来る、聴衆の聞き方も変わる!!→時間はかかるけど聴衆の教育が出来る ・クオリティーはともかく、ユーチューブでたくさん解説動画がある ・鵜呑みにするのはよくないが、オペラのストーリーやクラシック音楽の歴史を漫画でわかりやすく解説してるのもある 一部誤解を招くけど、2の魅力もいっぱいあるんですよ! 分かりやすい例を挙げると、 https://www.youtube.com/watch?v=LYxy6WOWb5k 一見すると、明るい曲に聞こえますが・・・。 当時フランス革命真っ最中(もしくはその前)に作られた曲で、怒りや恐怖といった言葉が何度も出てきますが・・・。 フランス革命で大切な人を亡くした遺族の怒り、次に殺されるのは自分かもしれない恐怖。 先が見えない不安や、内面的な感情を表現するために静かな音楽にして、同じ言葉を何度も繰り返してるのかな? と解釈できるのです! こうやって解釈されると、聞き方もガラッと変わるでしょ?? …そうでもない?? ↑は私なりの解釈なので、鵜呑みにしないで欲しいのですが・・・。 学べば学ぶほどいろんな解釈と可能性が出てくるし、当時生きてた人の気持ちは一体どうだったんだろうなと想像力が働くのは、クラシック音楽の魅力じゃないかな??? いつの時代も、精神的な感情は共通してるから(^-^) そして音楽とは、コミュニケーション。 特に舞台はリアルタイムで聴衆の反応を見ながら演者が提示し、非日常を楽しんでもらう場所なのかなって、わたしは考えてますが・・・。 皆様はどう思いますか? 次回は9/22(金)21:52~です! コロナとインフルエンザが流行ってるようなので、お互い感染対策しましょうね(#^^#)