2025年12月14日 (日) 6:48
昨日、同窓会の飲み会があった。
久しぶりに顔を合わせて、近況を話して、 その中で何人かが「もう年だわ〜」って言ってた。 悪気がないのは分かるし、 軽い冗談なのも分かる。 でも、その言葉にちょっと引っかかった。 「年だから無理」って言い出したら、 正直、いくらでも言い訳できるから。 当時92歳で高音を出して歌い切ったオペラ歌手を知っているし、 伊能忠敬は50代から測量を始めて、日本地図を完成させた。 カーネル・サンダースは60代になってからケンタッキーを広めた。 彼らは「若かった」わけじゃない。 ただ、別のやり方を選んだだけだと思う。 年を取ったら、 若い頃と同じ方法が使えなくなるのは当たり前。 でもそれは「終わり」じゃなくて、 やり方を組み替えるタイミングなんだと思う。 無理をしない。 数で殴らない。 体力じゃなく、経験や工夫で勝つ。 最近、それは仕事でも同じだなと感じている。 効率だけを追いかけるより、 自分の得意な形で、 ちゃんと向き合えるやり方を選ぶ。 遠回りに見えても、 その方が長く続くし、後悔も少ない。 「年だから無理」じゃなくて、 「じゃあ、どうやる?」って考えられる人でいたい。 昨日の飲み会は、 そんなことを改めて考えるきっかけになった。