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枢木レイさんのブログ

2025年2月10日 (月) 2:01

婚活よりもボケ防止活動をおすすめするやで。

結婚して子どもを産まないと、 老後が悲惨だと言う人がいるが… 介護現場にいた私からすると、 独身も既婚も、大して変わらない。 現役時代に威張り散らかしていたような親父は、 もれなく絶縁宣言を喰らってるし、 子どもの頃に、息子を虐待していた爺さんは、 要介護になって、息子に同じことをされてる。 手塩をかけて育てた子供も、最後まで面倒を見てくれるとは限らない。 認知症になれば、遅かれ早かれ施設行きだ。 認知症の介護は、愛だけで乗り越えられるほど、優しい世界じゃない。 昔は、長男の嫁が面倒を見ていたのかもしれないが、 今は、長男に、嫁と子どもを食わせられるだけの甲斐性がないから、嫁も働いている。 そもそも、子供は、介護をさせるために産むものではない。 子供なんて、親の自己満足の世界だと思ってる。 親が産みたいから、産む。 それだけの話だ。 親のエゴで産んでおいて、介護を強要するのは、間違っていると思う。 結婚してれば、孤独じゃないと言う人もいるが、 どちらかが施設に行くレベルになれば、 1人で施設に入るケースが多い。 そうすれば、独居老人の完成だ。 大事なのは、家族とのつながりではない。 ボケないうちに、家族外のつながりを作る方がいい。 というのも、認知症を防ぐのに、最も良い方法は、 1人でも多くの人間と会話をすることだからな。 定年退職したら、趣味サークルにでも入って、お友達を作ると良い。 細かい作業が必要な趣味や、 体を動かす趣味なら、なおよし。 ボケ防止になる。 マジで、ボケが進行すると、何もやる気が起こらなくなるから。 認知症って、ボケるだけのイメージがあるけど、 妄想とか抑うつの症状も出るのよね。 だから、認知症が進行すると、一日中、ぼーっとテレビを見て、死ぬのを待つだけの余生が確定する。 だから、本格的にボケる前に、 たくさんの人と会話をしたり、 手先や体を動かす趣味を見つけるのがいい。 孤独を埋めるために、婚活する人は多いけど… 孤独なんて、偏った認知が作り出した幻想に過ぎない。 結婚して、誰かと一緒になっても、死ぬ時は1人だ。 刹那の孤独を埋める相手を探すよりも、 人生は、孤独であることを悟った上で、 ぼっち耐性を身につける方が、楽に生きられる。 その孤独を楽しめるようになった時、 本当に良いご縁に恵まれるのだろう。