2025年1月13日 (月) 7:32
不正体質
マジでヤベェのは、ヤベェことを、 ヤベェと思えない、愚かな連中だ。 by枢木レイ 実態は、施設介護なのに、在宅介護として、 介護報酬を受け取ってるゴミ会社があった。 その会社は、従業員数2000人を超える関西最大級の大企業だ。 2000人を超える従業員は、誰も不正に気づいていない。 あるいは、知りながら放置している。 私は、不正に関して、コナンくん並みに鋭いんだよね。 私の給与の9割は、介護保険や税金から出ているわけで… 公務員ではないが、給与の出所は公務員と同じだ。 私には、不正を告発する義務がある。 もし、不正に利益を享受する介護施設が儲かれば、介護報酬を減らされて、 真面目な介護事業所が潰れることになるだろう。 …という私の未来予想は的中し、 2024年の春に、介護報酬が引き下げられ、 訪問介護事業所の倒産件数が過去最多となった。 その施設は、ネグレクトとも言える不適切ケアもあった。 寝たきりの人を、朝4時に起こして、 4時間、廊下に放置する、 個室に帰りたがっている人を、 無理やり、リビングに連れ戻すなど… 同じ派遣社員が、3年以上、同じ職場で働いているのも気になった。 これは、派遣法違反だ。 不正に報酬を受け取る会社は、コンプラ意識が低いから、 他の問題も起きがちだ。 これらの問題を放置すれば、マジで日本の介護業界は終わるだろう。 そう思い、退職して、役所に報告した。 余談だが、中学生の頃に読んだ「ガラパゴス」という小説で、 自動車工場の不正を暴こうとした派遣社員がポアされた事件があってさ。 告発しようと思った時に、その小説を思い出して、妙な正義感が湧いてきた。 ※ポア=オウム真理教用語で、殺害を意味する言葉。 例え、ポアされても、国民の未来のために、 戦いたいと思った。 きっと、これこそが愛国心と呼ばれるものなのだろう。 命をも捧げる日本国民への忠誠心。 武士道には、国や君主のために命を捧げるほどの忠誠心があるが、 騎士道に、命を捧げるほどの忠誠心はない。 私の魂に宿る武士道は、大和民族の誇りだ。 そう考えたら、私もまだ若いのかもしれないな。 年齢的には、20歳そこそこだから、 十分、若いんだけど… 色んな意味で、悟りを拓いてるから、 精神年齢だけは高めだと思ってた。 人間は、歳を取れば取るほど、守るものが増えて、保守的になっていく。 不正を指摘して、クビになったら、 家族が困るから、見て見ぬふり。 家族ができると、家族という人質ができて、 言いたいことも言えないポイズンな世の中になる。 だから、私は結婚しないし、ローンの奴隷にもならない。 楽に生きるには、何も持たないくらいがちょうど良いのだ。 聖職者や僧侶に、妻帯が認められないのは、 こういう人間になることを防ぐためなのかもしれないな。 非常に合理的だと思う。 私の命懸けの告発は、意味をなさなかった。 その施設の不正が明るみに出ることはなく、 現在も、通常営業している。 きっと、何かしらの処分を下すにしても、 企業規模がデカすぎて、 社会的損失が大きすぎるから、見送ったのだろう。 もし、あの会社が処分を受けたら、 3000人近い高齢者に影響が出る。 しかし、この手の不正は、いつかバレるし、 私自身も、このヤマは諦めていない。 川崎重工のように、40年後になって、発覚するのかもしれないな。