2025年1月17日 (金) 1:38
行動経済学から考える女性専用車両の存在意義
女性専用車両は、男性差別だって言ってる人いるけど… そういうこと言ってる男は、絶対にモテないと思う。 女に相手にされないから、 女が憎くて、仕方がないんだろうな。 そんな非モテ男に限って、 Twitterのアイコンが、二次元の美少女なのよ。 …テンプレすぎて、笑えるわ。 しかし、女性専用車両は、本当に男性差別なのだろうか? 無料で女性専用車両を作っても、 鉄道会社には、何のメリットもない。 鉄道会社の目的は、営利を追求すること。 わざわざ、一銭の金にもならないのに、 女性専用車両なんて作るのだろうか? でも、女性専用車両がドル箱だったら? …実際のところ、女性専用車両は、稼げちゃうんだよな。 JR西日本の公式サイトでは、 車内広告の料金表が公開されている。 そのサイトによると、 女性専用車両の広告費は、一般車両の広告費よりも、4倍も高い。 つまり、4倍高くても、ビジネスとして成立するということだ。 おまけに、女性専用車両を置くことで、 女性に優しい良心的な会社であるというイメージを持たせることもできる。 …極論、世の中、金なんだよなぁ。 しかし、男性専用も設置しようという話にならないのは、何故なのだろう。 儲かると分かったら、設置する鉄道会社がいてもおかしくないのに、 男性専用車両は存在しない。 男性は女性よりも平均収入が高いから、 男性を上手く囲い込めば、それなりの収益になると思うんだけどな… この件に関しては、広告代理店の人が書いた本に答えが書いてあった。 ※タイトルと作者は忘れた。 俺たちは、男性向けのマーケットを展開するために、ありとあらゆる広告戦略を考えてきた。 しかし男性、特に、30代から50代の中高年層は、何をやっても響かない。 それどころか、流行ってるといえば、 意固地になっても、買わないような天邪鬼ばかり。 だから、広告ビジネスが成立しないって言っててさ。 そりゃ、男性専用車両ができないわけだ。 これは女性専用車両のみならず、 レディースデイや、女子会割なんかも同じだな。 女性は、歩く口コミみたいな生き物だから、 店を気に入ってくれたら、口コミを広めてくれたり、友達を連れてきてくれる。 だから、多少、割り引いても、元が取れる。 でも、男性は単独行動を基本とする生き物で、 口コミを共有する習慣がない。 そもそも男性は、友達がいるかどうかすら、危ういからな。 プリクラの男子禁制だって、ごく一部の盗撮犯のために、 メインターゲット層である若い女性客を失いたくないから、単身男性を切ってるだけ。 プリクラは、女の戦場だ(笑) 全ての女が、奇跡のベストショットをキメるために、戦っている。 男が容易に立ち入っていい場所ではないのだ。 鉄道会社にせよ、飲食店にせよ、 その行動には、必ず裏がある。 おかしいなと思ったら、その戦略によって、 誰が一番、得するのかを考えることだな。