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枢木レイさんのブログ

2025年3月24日 (月) 0:13

自分への戒めになった動画

https://www.youtube.com/watch?v=YWQ6ALBvX3c&t=36s 私の好きなVtuberにかなえ先生という人がいる。 彼は、少年院の教官という異例のキャリアを持つVtuberで、 彼の考え方とか、価値観が好きで、よく見てる。 冒頭に貼った動画は、チャットレディとしての自分への戒めになった。 かなえ先生は、最近のライブ配信界隈が、 拝金主義者で溢れていることに苦言を呈している。 チャットレディが従量課金制であるのに対し、 ライブ配信は、基本無料で、投げ銭が主な収入源だ。 お金を投げない人間に、人権はない。 一昔前まで、ライブ配信は稼げないと言われていた。 ニコ生に関しては、わざわざ配信者が、 ドワンゴにお金を払って、 ニコニコ動画というプラットフォームを借りていた。 ゆえに、配信で稼ぐという意識は、薄かったように思う。 普通に会社員をやっているような人が、 趣味の一環として、配信しているような感覚だ。 しかし、最近は、ライブ配信=稼げるものだというイメージが浸透していて、 カタギの仕事の経験もないような若造が、 楽にお金を稼ぐためにやる仕事というイメージが浸透している。 大した価値も提供できない若造が、 投げ銭ランキングに入賞するために、 デジタル乞食をやっているような状態だ。 視聴者側も、コンテンツに課金するという感覚よりも、 「推し」に課金するという感覚で、お金を使っている人が多い。 例えるなら、音楽的な魅力がないアーティストが、 ファンサービスや色恋だけで、稼ぐような感覚だろうか? そのアーティストの「音楽」が好きなのではなく、 「推し」として崇(あが)め、奉(たてまつ)ることができる崇拝対象が欲しいだけ。 特に、ビジュアル系バンド界隈は、まるでホストだ。 バンドマンは、バンギャと枕をするなど、 ホストのように、色仕掛けを使って、ファンを増やす。 芥川受賞作「推し、燃ゆ」という作品では、 社会で生きづらさを感じている10代の女性が、 推しを推すことに生きがいを感じ、 推しが引退することで、生きがいをなくす過程が描かれている。 彼女にとっての推しは、神同然の存在であり、課金はお布施だ。 もちろん、そのアーティストに、崇め奉るだけの価値があればいいが、 お金の価値もわからないような素人に、 そこまでの価値はない。 だから、月10万も課金してくれる重課金者に、 250万円もの大金が借りられてしまう。 その代償が、30回の殺意だったのだろう。 詳細は「ライバー殺傷事件」で検索。 BBチャットでは、男性が1時間話すたびに、 約6000円のコストがかかるが、 お金のありがたみを知らない人間は、 6000円を支払ってくれる人に、感謝できない。 6000円を稼ぐのは、とても大変なことだ。 最賃労働者なら、最低でも5時間、働かなければ手に入らない金額である。 私が、ブログを更新しているのは、 チャットにインして、後悔してほしくないからだ。 ブログだけでも、一つのコンテンツとして楽しんでもらえることを目指して、ブログを書いている。 ある程度、ブログで人となりが分かれば、 金をドブに捨てるリスクを減らすことができるだろう。 私が、チャットを専業にしないのは、 お金のありがたみを忘れないため。 カタギの仕事の理不尽さも、私の人間性を磨くのに必要なスパイスだ。 そうやって、人間としての魅力を磨くことで、 チャットでより良い時間を提供できるようになると私は考えている。