2024年12月14日 (土) 3:45
クソみたいな転職エージェントの話
介護士の給与が上がらない理由として、 無能な人材業者の存在が挙げられる。 今回は、私が利用した転職エージェントについて書こうと思う。 紹介された会社は、不正に介護報酬を受け取っている会社で、 外国人労働者に対するセクハラや体罰が横行していた。 人員不足によって、業務が回らなくなった結果、 ネグレクトと考えられる不適切ケアも目立っていた。 夜勤職員は、52人の高齢者を、3人で見守らなければならない。 1人が漏らして、着替えをさせてたら、 転倒リスクの高い認知症患者が徘徊していて、 その高齢者を寝かせつつ、 転倒リスクが高い人に、気を張る。 ただでさえ、夜勤は18時間拘束なのに、 なぜか2時間の前残業(無給)を強要され、 夜間帯に、高齢者が転倒したら、 さらに、2時間の残業が確定する。 「事故」のカンファレンスをするためだ。 その会社では、その日のうちに、日勤の看護師と、 カンファをしなければならないというルールがある。 こういうことがあるから、 残業したくない人は、事故を隠蔽することがある。 しかし、隠蔽してしまったら反省できない。 だから、同じような事故が起こりつづける。 これで給与は、手取り23万。 額面にすると、27万くらいかな。 社員なら、年間40万のボーナスが、 2回に分けて付与されるから、 年収に直すと、360万円くらい。 それでも、介護施設の中では、高い方だ。 辞める決定打になったのは、1ヶ月の試用期間後に、社員登用という条件で就職したのに、 1ヶ月経っても、契約が更新されなかったこと。 おかしいと思って、施設長に問い合わせたら、 「そんな話は聞いていない」。 この事業所は、私を面接した施設長が左遷されて、 施設長が変わったのよね。 だから、情報が引き継がれていなかった可能性もある。 「で?社員登用は?」って詰め寄ったら、 なんやかんやで、テキトーにはぐらかされた。 まるで、煮え切らない男の相手をしているような気分だった。