2025年3月27日 (木) 21:33
男の名誉を守り隊!
この間、仕事の休憩中に、 男性上司が、スマホを触っててさ。 誤って、エッチなサイトを開いてしまったらしく、それが私と同僚の女性の目に入った。 お互いに、めっちゃ気まずいやつ。 その後、同僚の女性が、 「絶対、あの人、エッチなサイト見てたよね」って言っててさ。 私は、何とか濁そうと、 「どうなんだろうね」と、すっとぼけた。 ここで、同僚の話に乗るのは、野暮だと思う。 男たるもの、エッチなサイトを見たくなる時もある。 私も、同じ穴の狢(むじな)だ。 男性の気持ちは、よくわかるぜ。 ゆえに私は、自分のプライドに賭けて、男性上司の名誉を守ろうと思った。 良くも悪くも、私は口が堅いことで有名だ。 女社会では、秘密の共有で結ばれる絆もあるが、 人の名誉を傷つけてまで、結びたい絆はない。 他人の秘密を暴露して、得られるのは、一時の娯楽。 秘密を守ることで得られるのは、強い信頼だ。 昔、政治家のお偉いさんが、 「お金はいくらでも稼げるが、信頼だけは簡単に稼げるものではない。 本当に稼ぐべきなのは、お金ではなく信頼だ」って言っててさ。 信頼を積み重ねるには、長い時間が必要だ。 信頼とは、やってはいけないことを、 やらないことで積み上げられるもの。 一時の娯楽と、信用。 どっちを積み上げるのが得なのかは明白だ。 推しは推せるうちに推せというが、恩も同じ。 恩は売れるうちに売っておいた方がいい。 何より、偶然とはいえ、エッチなサイトを開いてしまった上司が不憫だ笑 同じ穴の狢(むじな)として、 この秘密は、墓場まで持っていくつもりだ。 ただし、私は、嘘が下手だから、 隠しきれんかったら、ごめんやで。